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2014/1/31

企業情報 - 部品メーカー

英ユニパート、ミッドランドに2カ所の工場を開設

この記事の要約

製造、物流、コンサルティングを手がける英ユニパートは1月24日、ミッドランド地方に2カ所の生産拠点を開設したと発表した。 独エバースペヒャーとの合弁会社、ユニパート・エバースペヒャーの新工場では、大幅な燃費向上を実現する […]

製造、物流、コンサルティングを手がける英ユニパートは1月24日、ミッドランド地方に2カ所の生産拠点を開設したと発表した。

独エバースペヒャーとの合弁会社、ユニパート・エバースペヒャーの新工場では、大幅な燃費向上を実現する次世代車両向けのハイテク燃料システム用コンポーネントを生産。当初はフォードの車両向けに年間50万ユニットの部品を供給する。同工場の生産能力は4倍まで拡大することが可能で、実現すれば世界最大級の高圧ガソリン直噴燃料レールの生産拠点となる。

2カ所目の新工場は、独カウテックス・テクストロンとの合弁事業であるカウテックス・ユニパート(KUL)によるもので、床面積は7,500平方メートル。KULは現在、英国の自動車メーカー向けに年間約64万個の燃料タンクを生産しているが、2018年までに生産能力を100万個に拡大する考えだ。

ユニパートはまた、コベントリー大学と共同で「エンジニアング・製造研究所」を設立する計画を明らかにした。同研究所は、エンジニアリングと製造に関する国際的なセンター・オブ・エクセレンスとして、革新的な教育、製品開発、研究活動を行う。プロジェクトの総費用は3,200万ポンドで、ユニパートはこのうち1,790万ポンドを負担する。また、高等教育助成会議(HEFC)のカタリスト・ファンドから790万ポンドの補助金の交付を受ける。

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