仏自動車部品大手フォルシアが12日発表した2013年12月通期決算は、純利益が前年比38%減の8,800万に落ち込んだ。財務費用とリストラ関連費用の増加が響いた。総売上高は5%増の180億3,000万ユーロだった。
製品売上高は3.9%増の136億9,000万ユーロ。地域別で見ると、主力の欧州はほぼ横ばいの74億1,150万ユーロ、北米が1.3%増の37億750万ユーロ、南米が26.3%増の7億1,700万ユーロ、アジアが24.3%増の17億580万ユーロ、その他の地域が30.9%増の1億5,140万ユーロだった。製品別では、自動車用シートが3.4%増の48億9,090万ユーロ、インテリア・システムが4.1%増の37億9,320万ユーロ、エミッションコントロール・システムが7.3%増の33億5,170万ユーロ、エクステリア・システムが3.9%増の16億5,740万ユーロにそれぞれ拡大した。
フォルシアは14年通期の業績目標を、売上高は2~4%、営業利益は20~50ベーシスポイントそれぞれ成長、キャッシュフローで黒字を確保するとしている。