伊自動車部品大手マニエッティ・マレリは2月25日、伊パルマ大学のスピンオフベンチャーであるVisLabと、インテリジェントビークルおよび自動運転の分野における技術協力で合意したと発表した。
両社は20名程度の研究者で構成する研究チームを立ち上げ、インテリジェントビークルや自動運転、先進運転支援システム(ADAS)に関する革新的技術の開発に取り組み、高速道路や市街地などさまざまなエリアに適した自動運転システムを搭載したデモ車両の開発を目指す。
マニエッティ・マレリとVisLabは2007年から自動車技術の分野で技術提携しており、車両や歩行者、道路標識を認識するためのアルゴリズムの開発で協力している。
VisLabは2010年に自動運転車でミラノから中国・上海までの約1万3,000キロメートルを約3カ月かけ走破するプロジェクトを成功させるなど、自動運転分野で実績を上げている。