ノルウェーのアルミニウム・エネルギー大手ノルスク・ハイドロは、ドイツのグレーヴェンブロイヒにある圧延工場に1億3,000万ユーロを投資して生産ラインを増設すると発表した。車体用アルミ板の需要拡大に対応するため、生産能力を年間20万トンに増強する。
生産ラインは2016年半ばに完成し、ボンネットやドア、テールゲート、サイドパネルなどに使用されるアルミ板を生産する。圧延製品部門の責任者を務めるベル氏は、「車両の軽量化と二酸化炭素(CO2)削減を追求する自動車メーカーの間で革新的なアルミのソリューションへの需要が高まっていることを受け、最新の車体用アルミ板の生産能力を強化することを決定した」と説明した。