電子決済・電子商取引サービスを手がける仏ワールドラインと、ノキアのマッピング/位置情報サービス「HERE」はこのほど、コネクテッド・ビークル向けソリューションの開発で提携すると発表した。
フリート管理のための「コネクテッド・トラックス」、乗用車の安全向上に寄与する「コネクテッド・カーズ」、小売・輸送・イーヘルス向けの「コネクテッド・インフラストラクチャー」という3つの分野に重点を置いてソリューションを開発する。
米ハイテク市場調査会社ガートナーのコロフスキー副社長は、「コネクテッド・ビークルは消費者が仕事、家庭、そして移動中を含むデジタルなライフスタイルのあらゆる局面を完全なものにするための基盤となるものだ」と指摘。自動車会社は製品中心から顧客満足度を中心とした戦略に移行することで、バリュー・プロポジションとビジネスモデルを本質的に発展させるチャンスを得ると指摘している。