オランダの電気自動車(EV)タクシー会社であるタクシー・エレクトリックは、日産自動車の電気商用車「e-NV200」を民間タクシー会社として初めて導入する。
アムステルダムに本社を構えるタクシー・エレクトリックは2011年11月に初のEV専門タクシー会社として営業を開始。現在は日産「リーフ」25台を運行している。e-NV200は多目的商用バン「NV200」をベースに開発された商用EVで、5月から欧州市場に投入される。タクシー・エレクトリックでは、今夏にe-NV200の運行を開始する予定だ。同社の創業者であるZandvliet氏は、EVタクシーの需要は昨年夏ごろから急速に伸びていることを明らかにし、e-NV200の導入が「サービス向上と新たなビジネスチャンスの開拓につながる」と期待感を示した。