仏複合企業ボロレ・ブループは、来年からロンドンで電気自動車(EV)シェアリングサービスを開始する。バンサン・ボロレ会長が12日、明らかにした。
ボロレ・ブループ傘下でEVシェアリングサービス「オートリブ」を展開するIERは、1億ポンドを投じてロンドン市内の充電スタンドを現在の1,400カ所から18年までに6,000カ所に増やす計画。サービスの利用者はボロレのEV「ブルーカー」を1時間10ポンドで利用でき、市内各地に設けられるステーションで借りたり、返却できるという。
パリで2011年にスタートしたオートリブは会員数4万人で、2,000台のEVを保有している。リヨンとボルドーでも同様のサービスを提供しており、米国のインディアナポリスでも近く開始する予定だ。