仏タイヤ大手ミシュランが4月23日発表した2014年1-3月期の売上高は、前年同期比2.4%減の47億5,800万ユーロだった。 ユーロ高と中東欧地域での需要低迷が圧迫要因となった。
売上高を部門別で見ると、乗用車・軽トラック部門が2.4%減の25億2,000万ユーロ、トラック部門が1.0%減の16億6,000万ユーロ、特殊部門(建機、航空機など)が5.2%減の7億7,500万ユーロだった。
ミシュランは、タイヤ需要は14年1-3月期に中東欧地域を除いて予想通りの伸びを見せたと指摘。14年通年の販売量は前年比3%のプラスを確保するという目標を維持するとともに、11%超の使用総資本率(ROCE)および5億ユーロ以上のフリーキャッシュフローを計上するという目標を改めて確認した。