独自動車部品大手のブローゼは12日、ドイツのブレーメンに建設していた新工場を稼働させたと発表した。メルセデス・ベンツの新型「Cクラス」向けにドアシステムを生産する。従業員数は当初、約60人でスタートし、2016年までに75人に増員する計画。
ドアシステムは、新工場から6キロメートル離れたダイムラーの工場にジャストインシークエンス方式で供給する。700種類以上のバリエーションに対応しており、受注から約280分で組み立て、検査、輸送作業を完了できるという。
現在は1日当たり最大600台分のドアシステムを生産している。来年までに生産規模を1日当たり最大1,050台分に拡大する計画という。新工場ではこのほか、ダイムラーの様々なモデル向けにロックシステムのモジュール部品も生産する。