独自動車大手のフォルクスワーゲン は16日、商用車部門フォルクスワーゲン・ヌッツファールツォイゲの2014年1-5月の世界販売が17万8,400台となり、前年同期に比べ3.3%減少しと発表した。西欧市場が好調だった一方、南米で販売が大きく落ち込んだ。西欧では、「アマロック」、「キャディ」、「T5」、「クラフター」の合計出荷台数が前年同期比6.2%増の11万7,500台(前年:11万600台)に拡大した。西欧の自動車市場の回復が販売増に寄与しているという。東欧も前年同期比1.7%増の1万5,700台とプラスを確保した。これに対し、南米はブラジル市場の低迷や「T2」の販売中止などが影響し、前年同期比41.3%減の1万7,100台と大幅な2ケタ減となった。