独自動車部品大手コンティネンタルはこのほど、独通信最大手のドイツテレコムと共同開発したオンライン車両管理システム「ロードログ・オンライン(RoadLog Online)」の販売を北米で開始した。同システムでは、ドイツテレコムのクラウドプラットフォームの導入により、インターネット上で車両の運行データを確認できる。米国、カナダ、メキシコの3カ国で販売を開始した。
コンティネンタルはこれまで、車両の運行データを自動的に記録するデジタルタコグラフを北米で販売してきたが、「ロードログ・オンライン」はその機能をネット接続により拡充した。運送会社や車両オペレーターは随時インターネット上で保有車両の運行データを確認することができ、効率的な走行ルートの選定や燃費改善、運転手の業務・休憩時間の管理、配達先へのより正確な配達時間の通達など、様々な面で効率やサービスの向上に役立てることができる。