伊自動車部品大手マニエッティ・マレリは6月20日、韓国同業DTRと共同で工業用ゴム製品を手がける伊CFゴンマの買収を目的とする合弁会社を設立することで合意したと発表した。出資比率はDTRが60%、マニエッティが40%。
CFゴンマは主に車両やエンジンサスペンション向けの防振ゴム部品、運搬機械・鉄道車両向けエアスプリング、ゴム成形部品やコンパウンドを生産している。
DTRは1990年代から自動車向けゴム製品を手がけており、近年は国際的な事業展開を重視している。マニエッティは今後、DTRとともに欧州と南米での事業に力を入れていく考えだ。