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2014/6/27

企業情報 - 部品メーカー

ネクセンタイヤ、チェコに工場建設へ

この記事の要約

韓国のネクセンタイヤは、チェコ北西部のジャテツに建設するタイヤ工場に2016~23年の期間に総額11億8,000万ドルを投資する。ロイター通信が報じたもので、新工場は2018年に生産を開始する計画。将来は生産能力を年1, […]

韓国のネクセンタイヤは、チェコ北西部のジャテツに建設するタイヤ工場に2016~23年の期間に総額11億8,000万ドルを投資する。ロイター通信が報じたもので、新工場は2018年に生産を開始する計画。将来は生産能力を年1,200万本以上に拡大する可能性も視野に入れているという。新工場では1,000人以上の雇用が見込まれている。

ネクセンタイヤは韓国、中国に工場を持ち、欧州では初の工場となる。テクニカルセンターはドイツと米国に置いている。新工場の建設は、欧州市場における需要拡大に対応し、安定した製品供給体制を構築するための措置。同社は2013年12月、VW「ポロ」、シュコダの「オクタビア」および「ラピッド」に新車用タイヤを供給する契約を獲得したと発表した。また、チェコには韓国の現代自動車の工場があり、隣国スロバキアには起亜自動車が工場を持っている。

6月17日付け『ウォールストリート・ジャーナル』紙(電子版)によると、欧州工場の建設予定地としてはポーランドのウヤズドも候補に挙がっていた。

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