米化学大手ダウ・ケミカル の自動車部門ダウ・オートモーティブはこのほど、炭素繊維複合材(CFRP)向けに樹脂マトリックス「ボラフォース(Voraforce)5300」を開発した。硬化時間が短いのが特徴で、樹脂トランスファー成形(RTM)による量産を可能にした。また、同社の構造複合接着剤「ベタフォース(Betaforce)」はCFRP構造部品を接着することが可能で、独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、「ベタフォース」は独高級車大手BMWの電気自動車「i3」に初めて採用された。BMWとのプロジェクトでは、赤外線の照射により接着剤の硬化時間を大きく短縮することにも成功。接着後、部品を動かせるようになるまでの時間を従来の10分から60秒に短縮したという。
2014/5/23
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Dow Chemical
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この記事の要約
米化学大手ダウ・ケミカル の自動車部門ダウ・オートモーティブはこのほど、炭素繊維複合材(CFRP)向けに樹脂マトリックス「ボラフォース(Voraforce)5300」を開発した。硬化時間が短いのが特徴で、樹脂トランスファ […]
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