独高級車大手BMWのノルベルト・ライトホーファー社長は2日付け独業界紙『オートモビルボッヘ』に掲載されたインタビュー記事の中で、2014年だけでなく、15年、16年も引き続き新モデルを積極投入していく方針を示した。
同社は2014年に新モデルを12機種、マイナーチェンジモデルは4モデルを市場投入する計画。ただ、BMWブランドから「1シリーズ」より下位のモデルを発売する予定はなく、1シリーズより小型のモデルはMINIブランドから販売する方針とした。
また、2016年に創業100周年を迎えるにあたり、新たな目標を設定する計画はあるかとの『オートモビルボッヘ』紙の質問に対し、2020年までの事業戦略を掲げた「ナンバー・ワン(Number ONE)」戦略があるため必要ない、と回答、同戦略は毎年1回、経営陣が2日連続の集中会議を開き方向性を調整している、と説明した。