欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2014/7/11

企業情報 - 部品メーカー

ボッシュ、ブレーキ真空ポンプを軽量・効率化

この記事の要約

独自動車部品大手のボッシュは8日、ブレーキ用機械式真空ポンプ「EVOII」を高効率化・軽量化することに成功したと発表した。電動式真空ポンプに比べコストを最大75%節減できるという。 機械式真空ポンプは、ブレーキの踏力をア […]

独自動車部品大手のボッシュは8日、ブレーキ用機械式真空ポンプ「EVOII」を高効率化・軽量化することに成功したと発表した。電動式真空ポンプに比べコストを最大75%節減できるという。

機械式真空ポンプは、ブレーキの踏力をアシストする真空倍力装置に負圧を供給するもの。「EVOII」の改良モデルでは、ローターに熱可塑性樹脂を採用している。同社によると従来品に比べ300グラムの軽量化を実現。同等の性能を持つ電動式と比べると1キロ以上軽い。また、ポンプ駆動時のCO2排出量は走行1㎞当たり0.4グラムとなり、電動式のレベルになるという。

搭載する自動車やエンジンに応じてパラメーターを柔軟に変更できる。クランクシャフト、カムシャフト、ギヤまたはチェーン動力で駆動できるほか、オイルや燃料ポンプと一体化することもできる。

COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |