伊フィアットの自動車部品子会社マニエッティ・マレリがインド同業のサンバルダナ・マザーソン(SMG)と緩衝器(ショックアブソーバー)生産で提携する。マニエッティのインド工場の株式50%をSMILが取得し、折半出資の合弁会社とする。両社が9日、共同で発表した。取引金額は明らかにされていない。
対象となるのは、インド西部プネー近郊のチャカンで操業するマニエッティ・マレリ・ショック・アブソーバーだ。SMGのスペイン焼結部品子会社との相乗効果が見込めるほか、金属加工、エンジニアリング、設計、ITソリューションなど、SMGのノウハウを活用できるようになるという。