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2014/6/13

企業情報 - 部品メーカー

独コンティネンタル、カルーガのエンジン部品工場を稼働

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは5日、ロシアのカルーガに建設したエンジン部品の新工場を稼働させた。建設投資は2,400万ユーロ。年間にエンジン制御装置100万ユニット、燃料供給装置50万ユニット、燃料レール50万ユニ […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは5日、ロシアのカルーガに建設したエンジン部品の新工場を稼働させた。建設投資は2,400万ユーロ。年間にエンジン制御装置100万ユニット、燃料供給装置50万ユニット、燃料レール50万ユニットを生産できる能力を持つ。これより国内需要に長期的に現地工場で対応できる体制を整えた。新工場の近くにはフォルクスワーゲン(VW)やボルボ・トラックス、PSAの完成車工場がある。

燃料供給装置に関しては国内顧客の需要に全て現地で対応できるようになるという。当該装置の生産は今年初めから開始している。その後、エンジン制御装置と燃料レールの生産ラインも操業を開始した。

カルーガの新工場に勤務する同社の自動車部門の従業員数は2016年までに約330人に拡大する見通し。現在、コンティネンタルグループ全体ではカルーガ地区の工場に800人以上が勤務している。タイヤ部門が500人以上、ゴム・プラスチック部品子会社のコンチテックは約80人の従業員を抱えている。カルーガでは2013年秋に新しいタイヤ工場を開設。コンチテックは空調システムとパワーステアリングユニットを製造する工場を立ち上げたばかりという。

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