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2014/6/13

一般・技術・その他 (旧)

欧州復興開発銀、グルジアの石油販売会社に協調融資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、石油の輸入販売を手がけるグルジアのWissol Petroleum Georgia(WPG)に対する6,500万米ドルのシンジケートローン(協調融資)を組成したと発表した。圧縮天然ガス […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、石油の輸入販売を手がけるグルジアのWissol Petroleum Georgia(WPG)に対する6,500万米ドルのシンジケートローン(協調融資)を組成したと発表した。圧縮天然ガス(CNG)スタンド網の拡大プロジェクトを支援するのが目的。

融資は、EBRDの自己勘定による4,000万ユーロとオランダ開発銀行(FMO)とのシンジケートローン2,500万ユーロから構成される。WPGは融資を活用してCNGスタンドを38カ所新たに開設するほか、既存スタンドのインフラ改善を実施する計画だ。EBRDのコーカサス・モルドバ・ベラルーシ担当責任者であるバルヴァネラ氏は、「このプロジェクトにより、グルジアの消費者はガソリンより経済的で環境に優しい代替燃料を今後も確実に入手できるようになる」と述べている。

EBRDはグルジアの独立当時から同国で活動しており、これまでに169件のプロジェクトに総額20億ドルを投じている。

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