欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2014/8/1

企業情報 - 部品メーカー

独ヒルシュフォーゲル、高強度・低コストの鉄鋼材を開発

この記事の要約

独自動車部品メーカーのヒルシュフォーゲルはこのほど、鉄鋼メーカーのゲオルクスマリーエンヒュッテ(GMH)と共同で、高機能と低コストを両立させた新たな鋼材を開発した。同鋼材は16MnCr5Mod(H2)というベーナイト鋼で […]

独自動車部品メーカーのヒルシュフォーゲルはこのほど、鉄鋼メーカーのゲオルクスマリーエンヒュッテ(GMH)と共同で、高機能と低コストを両立させた新たな鋼材を開発した。同鋼材は16MnCr5Mod(H2)というベーナイト鋼で、金型との接触に伴う冷却効果(接触冷却)により、焼入鋼と同様の機械的性質を実現したという。

また、添加する合金元素の配合を工夫し、18CrNiMo7-6や20NiCrMo6-5のような高合金鋼に匹敵する焼入(硬化)性を持ちながら、合金元素の割合は20%以下とすることで生産コストを抑えることができた。

企業情報 - 部品メーカー
クローズアップ
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |