英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は14日、英国コベントリー近郊ライトンに、「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」のテクニカルセンターを開設すると発表した。
SVOテクニカルセンターは、ラグジュアリーなビスポークモデルや超高性能モデルの中核的な開発拠点として、今年末から稼働を開始する。150人のエンジニアが働く予定で、このうち100人は新たに採用する。JLRによると、新センターへの投資額は専用機材の導入など2,000万ポンドにのぼる見通しだ。
SVOが手がける最初のモデルは、ジャガー「Fタイプ・プロジェクト7」となる。ジャガー史上、最高のパワーとスピードを誇る同車はまずキャッスル・ブロムウィッチ工場で組み立てられた後にSVOへ送られ、手作業で仕上げられる。限定250台を生産する予定だ。