ボルボ・カーズは、環境対応エンジン「ドライブ-E」の4気筒バージョンの投入が2016年までにすべて完了した後に、新たに開発した3気筒バージョンのドライブ-Eの生産を開始する計画だ。8月23日発行の英自動車誌『オートカー』が報じた。
この新型エンジンは1.5リッターの3気筒ターボで、「S60」、「V60」ファミリーと、「XC」のSUVクラスにまで搭載される予定。ボルボのグローバル・パワートレーンの責任者であるクラッブ氏は、25年までに二酸化炭素(CO2)平均排出量を走行距離1キロメートルあたり75グラムに抑制するという目標を達成するためにはパワートレインの電動化が欠かせないと指摘。電動パワートレインの採算が合うようになると予測される25年頃まで、この3気筒エンジンは重要な役割を果たすとの認識を示した。