ロシアのトラック最大手カマズとオーストリアの車両積載型クレーンメーカー、パルフィンガーは8月19日、ロシアに合弁会社2社を設立すると発表した。積み下ろしシステムを搭載したトラック車体とシリンダーを生産する。
トラック車体の合弁会社にはパルフィンガーが51%、カマズが49%をそれぞれ出資する。新会社はタタルスタン共和国のナーベレジヌイェ・チェルヌイに本社を置き、年間3,000台のトラック車体の生産を目指す。シリンダー生産では、バシコルトスタン共和国ネフチェカムスクにあるカマズのシリンダー工場の株式51%をパルフィンガーが取得すると同時に、同工場の近代化に投資する。年間8万個のクレーン、トラック、建設機械用シリンダーを生産する。