欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2014/9/12

企業情報 - 自動車メーカー

VW、ロシア工場で生産ラインを2週間休止

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は9月8日から2週間、ロシアのカルーガ工場の生産を休止すると発表した。景気減速やルーブル安、ウクライナ情勢をめぐる欧米諸国のロシアに対する制裁措置の影響で自動車販売が大きく落ち込ん […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は9月8日から2週間、ロシアのカルーガ工場の生産を休止すると発表した。景気減速やルーブル安、ウクライナ情勢をめぐる欧米諸国のロシアに対する制裁措置の影響で自動車販売が大きく落ち込んでいることが背景にある。業界筋によると、カルーガ工場では当初、2014年は通期で15万台の生産を計画していたが、同計画よりも2万~3万台の減産になると見られている。

カルーガ工場では、VWの「ポロ」と「ティグアン」のほか、チェコ子会社であるシュコダ自動車の「ファビア」と「オクタビア」を生産している。

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)によると、同国の新車販売(乗用車・小型商用車)は7月が前年同月比22.9%減、8月も同25.8%減と大幅に落ち込んでいる。VWブランド車の8月の販売は前年同月比34%減の8,064台、シュコダは同5%減の6,774台だった。

企業情報 - 自動車メーカー
クローズアップ
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |