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2014/10/17

総合 – 自動車産業ニュース

英政府、自動車のCO2 削減技術に1,100万ポンド投資

この記事の要約

英国の低排出車両庁(OLEV)は14日、自動車の二酸化炭素(CO2)排出量を削減する技術の研究開発プロジェクト「Adapting cutting-edge technologies competition」に1,100万 […]

英国の低排出車両庁(OLEV)は14日、自動車の二酸化炭素(CO2)排出量を削減する技術の研究開発プロジェクト「Adapting cutting-edge technologies competition」に1,100万ポンドを拠出すると発表した。このプロジェクトは英技術戦略委員会(TSB)傘下の組織「イノベートUK」が運営するプロジェクトで、助成金額はイノベートUKが拠出する400万ポンドと合わせて総額1,500万ポンドとなった。

同プロジェクトは企業主導の共同プロジェクトを対象としており、主に予算総額が50万~200万ポンドのプロジェクトを想定している。テーマは、◇電気機器およびパワーエレクトロニクス◇エネルギー貯蔵およびエネルギーマネージメント◇車両の軽量化およびパワートレイン構造◇内燃エンジンと燃費効率――を重視するが、CO2の大幅な削減に寄与する技術であれば上記以外のテーマでも支援する。

9月8日からすでに募集要項を開示しており、申請手続きの締め切りは10月22日正午まで、10月29日正午に募集を締め切ることになっている。

今回の投資は英国政府が発表した超低炭素車(ULCV)の開発を支援する5億ポンドの投資の一環として位置付けられる。

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