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2014/10/17

総合 – 自動車産業ニュース

英政府、燃料電池車の普及支援策を発表

この記事の要約

英国政府は9日、燃料電池車(FCV)の普及を支援するため、自動車業界と共同で総額1,100万ポンドを投資すると発表した。来年からFCVの市販が始まることを受け、来年末までに水素ステーションを最大15カ所設置するほか、公共 […]

英国政府は9日、燃料電池車(FCV)の普及を支援するため、自動車業界と共同で総額1,100万ポンドを投資すると発表した。来年からFCVの市販が始まることを受け、来年末までに水素ステーションを最大15カ所設置するほか、公共部門のFCV導入を支援する。

ビジネス・イノベーション・職業技能省の声明によると、政府は750万ポンド、自動車業界は350万ポンドをそれぞれ拠出。現在は実証機として稼働している水素ステーション6~8基に200万ポンドを投資して一般利用ができるようアップグレードするほか、350万ポンドを投じて新たに4~7基のステーションを整備する。また、公共部門に約40台のFCVを導入するため、200万ポンドを投資する。

ビジネス・イノベーション・職業技能省のハンコック国務大臣は、「FCVは英国に大きなビジネスチャンスをもたらし、国際的に高い評価を得ている英国の自動車産業の強化につながる。英国を超低排出ガス車の設計、生産、販売における最高の立地のひとつとすることを目指したい」と語った。

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