スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは、ブダペスト近郊にあるエステルゴム工場の生産を縮小する模様だ。生産目標の15万台を維持するものの、従来の2交代制から1交代制とし、年内はこの生産体制を継続する方針という。スズキの広報担当者であるヴィクトリア・ルスカ氏が現地紙に明らかにした。
ミニバン「スプラッシュ」と小型SUV「SX4」の生産を停止し、2015年初めから開始する新型SUV「ビターラ」の生産に向けた準備を行うためで、新ビターラの生産開始とともに再び2交代制に戻す予定という。
スズキは2日から開催されているパリモーターショー(一般公開:10月4~19日)で新型「ビターラ」を発表した。欧州市場では来年初めから販売を開始する。