英自動車工業会(SMMT)が10月23日発表した2014年9月の国内自動車生産統計によると、乗用車は13万7,068台となり、前年同月に比べ2.8%減少した。モデルチェンジによる生産設備の整備により生産が落ち込んだ工場があったという。また、国内向けが17.7%増と伸びた一方、全体の約75%を占める輸出向けが8.1%減少した。1~9月の累計は前年同期比0.6%増の113万2,017台だった。
商用車の生産は、9月が前年同月比31.1%減の4,818台に落ち込み、1~9月の累計でも前年同期比25.2%減の5万746台に低迷している。ただ、ホーズ会長は今後について、「毎月の生産は安定に向かうと見込んでいる」との見解を示している。
9月のエンジン生産もモデルチェンジによる生産設備の整備が影響し、前年同月比13.6%減の21万1,185基と大きく落ち込んだ。1~9月の累計は前年同期比5.0%減の182万1,941基となった。