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2014/10/31

企業情報 - 自動車メーカー

GAZ、ブルテンとの合弁工場を開所

この記事の要約

ロシア商用車最大手のGAZは10月28日、ロシアのニージニー・ノブゴロドにあるゴーリキー自動車工場で、スウェーデンの留め具メーカー、ブルテンと設立した合弁会社Bulten-Rusの新工場を開設した。自動車産業向けの留め具 […]

ロシア商用車最大手のGAZは10月28日、ロシアのニージニー・ノブゴロドにあるゴーリキー自動車工場で、スウェーデンの留め具メーカー、ブルテンと設立した合弁会社Bulten-Rusの新工場を開設した。自動車産業向けの留め具を生産し、GAZグループのほか、国外メーカーも含めロシアや独立国家共同体(CIS)諸国に工場を持つ自動車メーカーに製品を供給する。1万2,500平方メートルの既存工場を改装し、イタリアや日本、中国メーカーの製造設備を導入した。

両社は新工場の整備に総額1,200万ユーロを投資した。9月末から小規模生産を開始していた。生産能力は当初、年4,000トンでスタートし、将来は年6,000~8,000トンに引き上げる計画という。合弁工場の開設は、ロシアの自動車産業が取り組む自動車部品の現地生産や輸入工業製品を国内で生産する国産化戦略に沿ったもので、世界水準の部品を生産することを目指して最新の生産設備を導入したという。

ブルテンにとってはロシア初の工場で、スウェーデン、ドイツ、ポーランド、中国に次ぐ5番目の工場となる。

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