独自動車部品メーカーのKSPGは13日、ドイツのノイスに建設した新工場の操業を開始したと発表した。新工場の建設投資は5,000万ユーロ。電磁弁(ソレノイドバルブ)の生産と排気ガス再循環装置(EGR)に装着するEGRクーラーの組み立て作業を開始した。また、新工場に建設した高層ラック倉庫もこのほど稼働した。
工期は約1年で、春ごろから徐々に既存のノイス工場とネッテタール工場から製造設備などの移転作業を開始していた。製造設備と並行して従業員の移転も開始しており、現在520人が新工場に勤務している。既存のノイス工場からはすべての従業員が移転を終え、ネッテタール工場からはこれまでに100人が新工場に移った。11月にはネッテタールの鋳造所の移転作業を開始し、2015年半ばまでに180人が新工場に移る。