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2014/11/28

企業情報 - 自動車メーカー

仏PSA、機械学習研究講座の会合に参加

この記事の要約

仏PSAプジョー・シトロエンは11月21日、仏国立高等電信大学で26日に開かれる研究講座「ビッグデータ活用のための機械学習」の第1回会合に参加すると発表した。 この研究講座はPSAプジョー・シトロエン、クリテオ、サフラン […]

仏PSAプジョー・シトロエンは11月21日、仏国立高等電信大学で26日に開かれる研究講座「ビッグデータ活用のための機械学習」の第1回会合に参加すると発表した。

この研究講座はPSAプジョー・シトロエン、クリテオ、サフランおよびフランスの有力銀行が協賛している。機械学習とは、データを与え自動的にそのデータに含まれる特徴・法則を学習させるための技術。機械学習の活用によってビッグデータの膨大な情報の中から役に立つ情報を自動的に選別することができ、ビッグデータの持つ複雑性を解決するための強力な手段となる。

会合では高等電信大学のポワラーヌ学長による基調講演を行い、研究講座の協賛企業の代表がそれぞれ機械学習とビッグデータに関する取り組みについて説明。参加者によるディスカッションも行われる。

PSAプジョー・シトロエンでITベンチマーキング・イノベーションを担当するコーエン氏は、「自動車は近い将来、さまざまなタイプのデジタルデータを生成する最も普及したコネクテッド・オブジェクトのひとつとなるだろう」と指摘。ビッグデータによる予測的アプローチは競争が激しい市場において強力な差別化要因を提供すると強調した。

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