ミシュランは11月20日、米サウスカロライナ州ピードモントに商用車向けエアレスラジアルタイヤ「トゥイール」の工場を開設したと発表した。新工場は13万5,000フィートの広さを持ち、ミシュランにとってサウスカロナイナ州で10カ所目、米国で16カ所目の工場となる。投資額は5,000万米ドルを予定している。
トゥイールはタイヤとホイールを一体化させたエアレスタイヤで、北米のミシュラン開発研究センターが開発した。柔軟なポリウレタン製のスポークが変形・復元することで路面の凹凸や衝撃を吸収するため空気が不要で、パンクの心配がないのが特徴。
ミシュランは新工場の開設によってスキッドステアタイヤ「XトゥイールSSL」の増産が可能になるほか、米ジョンディアの芝刈り機向け「Xトゥイールターフ」の生産を新たに開始する計画だ。