車載ソフトウエア製品の販売、開発、サポートと技術ソリューションサービスを手がけるフィンランドのエレクトロビット(EB)は5日、米カリフォルニア州シリコンバレーに開発センターを開設すると発表した。
EBオートモーティブ・イノベーション・ラボはコネクテッド・ドライビングと自動運転のためのソリューション開発を行う。自動車産業において将来必要とされるソフトウエアやシステムを開発するため、シリコンバレーに拠点を置くEBの顧客と協力して最先端技術に取り組み、研究・開発前活動を行うためエンジニアのチームを設立する。
EBのオートモーティブ事業部の責任者であるコッヘル氏は、「我が社のパートナーや顧客を含む多くのトップ・テクノロジー企業がシリコンバレーに拠点を置き、数多くのテクノロジーやトレンドが生み出される」と述べ、技術革新をスピードアップし、顧客により良いサービスを提供するため、同地に開発拠点を設立することは重要だとの認識を示した。
EBのヒューマンマシンインターフェース(HMI)、ナビゲーション、ドライバーシスタンス、電子制御ユニット(ECU)は全世界で7,500万台を超える車両に搭載されている。