仏自動車部品大手ヴァレオは20日、車載テレマティクスとモバイル接続ソリューションを手がける独パイカーと技術協力合意を結んだと発表した。
ヴァレオとパイカーは、特に研究開発(R&D)における開発能力を相互に活かし、今後導入される第4世代移動通信システム(4G+)の「LTE-Advanced」やその先の将来技術に対応する革新的な製品を生み出すことを目指す。
ヴァレオは車載エレクトロニクスにおけるノウハウをパイカーの専門技術と組み合わせることで、急速に成長するテレマティクスの市場で新しいシステムを自動車メーカー向けに提供することができるようになるとしている。
直観的なドライビングの分野でのパイオニアであるヴァレオは、超音波センサー、レーダー、カメラ、レーザースキャナーとソフトウェアなど、未来の車をよりエネルギー効率が高く、より安全でより直観的に運転できるようにする先進技術を幅広く開発している。