欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2015/3/27

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ自、クバシニ工場を拡張

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は3月23日、チェコのクバシニ工場の近代化・拡張工事および周辺地域の公共インフラ整備でチェコ政府および地元自治体と協力する覚書を交わしたと発表した。 […]

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は3月23日、チェコのクバシニ工場の近代化・拡張工事および周辺地域の公共インフラ整備でチェコ政府および地元自治体と協力する覚書を交わしたと発表した。

シュコダはクバシニ工場に、2018年までの3年間で72億コルナ(約2億6,000万ユーロ)を投資し、車両の生産能力を年28万台に引き上げる。これにより最大で1,300人の新規雇用を創出できると見込んでいる。

また、チェコ政府および自治体(フラデツ・クラーロヴェー地区)は、交通などの公共インフラや、学校およびヘルスケア施設の改善に20億コルナ(約7,000万ユーロ)を投資する。

クバニシ工場は、シュコダがチェコに持つ3工場の1つで、現在は約4,500人が勤務している。「スペルブ」や「イエティ」、「ルームスター」を生産している。3代目となる新型「スペルブ」は同工場で3 月12日に生産を開始したばかり。クバシニ工場では2014年に16万6,200台を生産した。(1CZK=4.79JPY)

COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |