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2015/4/2

企業情報 - 部品メーカー

ジョージ・フィッシャー、鋳造部品の製造設備を開発

この記事の要約

スイスの自動車部品・機械大手ジョージ・フィッシャーの自動車部門であるGFオートモーティブは、独南部のジンゲン工場でドイツ連邦環境省から約500 万ユーロの助成を受けて鋳造部品の新製造設備を開発・導入する。 ジンゲン工場で […]

スイスの自動車部品・機械大手ジョージ・フィッシャーの自動車部門であるGFオートモーティブは、独南部のジンゲン工場でドイツ連邦環境省から約500 万ユーロの助成を受けて鋳造部品の新製造設備を開発・導入する。

ジンゲン工場では乗用車や商用車向けに鋳造部品を生産している。自動車業界では軽量部品の需要が高まっており、幅広いタイプの車両に採用されている。ジンゲン工場では種類も生産量も多様化した軽量鋳造部品を柔軟かつ環境負荷を抑えて生産することが既存の製造設備では難しいため、独連邦環境省の助成を受けて、小~中ロットの軽量部品を効率よく生産するための製造設備を新たに開発する。

新製造設備では、複数の個別に作動する設備を連携させるほか、情報技術(IT)ベースの学習機能を持ったドキュメンテーションシステムや制御システムも導入する。また、生産工程で発生する二酸化炭素(CO2)排出量を年1万1,000トン以上、削減することができる。

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