ジャガーランドローバー(JLR)は、1日に米国で開幕したニューヨークモーターショーで新型ジャガー「XF」を公開した。
XFは2007年に初代モデルが登場したミドルクラス車。公開された新型車には、新開発のインフォテインメントシステム「インコントロール・タッチ・プロ」が搭載されている。このシステムはノキアの地図サービスブランド「HERE」の車載情報サービス「HERE Auto」のプラットフォームをベースとしており、HEREのクラウドマップを利用するナビゲーションやGPSベースの交通情報や周辺情報を提供する。また、HERE Autoと連係するアンドロイドまたはウィンドウズフォン向けアプリ「HERE Auto Companion」を利用し、車のリアルタイムの位置やガソリン残量などをチェックできるほか、ドアのロック/アンロック、エアコンのオン/オフが可能だ。
HEREのコネクテッド・ドライビング担当ヴァイスプレジデントを務めるクラスホルスト氏は、「今日のドライバーは標準的なナビゲーションや道案内アプリ以上のものを求めている」と指摘。スマートフォンの直感性を活かしたシステムによって、ドライバーは日々の運転を楽しめるようになるとの認識を示した。