2015/4/30

総合 – 自動車産業ニュース

英乗用車生産、3月は1.9%増・国内向けは24.5%増

この記事の要約

英自動車工業会(SMMT)が4月23日発表した2015年3月の国内自動車生産統計によると、乗用車は14万4,893台となり、前年同月に比べ1.9%増加した。国内向けが24.5%増の4万1,339台と好調だった。輸出向けは […]

英自動車工業会(SMMT)が4月23日発表した2015年3月の国内自動車生産統計によると、乗用車は14万4,893台となり、前年同月に比べ1.9%増加した。国内向けが24.5%増の4万1,339台と好調だった。輸出向けは5%減の10万3,554台にとどまった。

1~3月の累計生産は40万2,193台と、前年同期を0.6%下回っている。ただ、SMMTのホーズ会長は、3月に英国に工場を持つ自動車メーカー3社が10億ポンド規模の製造設備投資を発表したことに言及し、今後について明るい見通しを示している。

SMMTによると、英国の業界就業者1人当たりの自動車生産台数は2010年~2014年の5年間に平均で年11.5台となった。2005~2009年の年9.3台と比べると同国の自動車業界の生産性は向上している。

■ 商用車生産、3月は43.3%増

英国における3月の商用車生産は9,648台となり、前年同月に比べ43.3%増加した。国内向けが63.0%増の5,068台と大幅に伸びたほか、輸出向けも31.0%増と好調だった。国内向けはバンの需要拡大が背景にあるという。また、輸出向けは欧州市場の回復が寄与している。1~3月の累計生産は前年同期比19.1%増の2万3,435台だった。

3月のエンジン生産は、前年同月比0.3%増の23万634基。輸出向けが2.7%伸びた一方、国内向けは4.1%減少した。1~3月の累計では前年同期比1.0%減の64万5,093台だった。ホーズ会長は今後について、「英国のメーカーは欧州連合(EU)の排ガス規制「ユーロ6」に対応した次世代エンジンの生産に大型投資する計画に取り組んでおり、年内にこれらが実を結び、エンジン生産は今後数カ月以内に加速すると見込んでいる」との見通しを示している。