2015/4/30

企業情報 - 部品メーカー

独ティッセンクルップ、メキシコに操舵部品工場を開所

この記事の要約

独鉄鋼系複合企業のティッセンクルップは4月24日、メキシコのプエブラで操舵(ステアリング)部品の新工場を開設した。製品は北米の自動車市場に供給する。同社は新工場の開設により、ステアリング・コラム市場における地位を強化する […]

独鉄鋼系複合企業のティッセンクルップは4月24日、メキシコのプエブラで操舵(ステアリング)部品の新工場を開設した。製品は北米の自動車市場に供給する。同社は新工場の開設により、ステアリング・コラム市場における地位を強化する。また、今後は電気機械式ステアリングシステム(電動パワーステアリング)市場で大きな成長を見込んでいる。ティッセンクルップのメキシコにおける自動車部品工場は4カ所目となる。

電動パワーステアリングは中型車やコンパクトカーの量産モデルに採用するケースが増えているという。電動パワーステアリングは従来の油圧式ステアリングシステムに比べてエネルギー効率が良く、燃費改善に寄与するほか、駐車支援や車線維持支援システム、車間距離警告システムなどの運転支援機能の導入にも必要となる。

ティッセンクルップが引用した市場調査会社HISの調べによると、北米の自動車生産は2014年の1,700万台から、2020年までに最大12%拡大すると予想されている。ティッセンクルップはこのような自動車生産の拡大を視野に入れ、2020年までに北米に8億ユーロ以上を投資する予定。うち部品事業には5億ユーロ以上を投資する計画という。