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2015/5/8

企業情報 - 部品メーカー

マザーソン・スミ、ダイムラーから大型受注

この記事の要約

印サムヴァルダナ・マザーソン・グループ傘下で住友電装が出資する自動車部品大手マザーソン・スミ・システムズ(MSSL)は4月29日、傘下のサムヴァルダナ・マザーソン・オートモーティブ・システムズ (SMRPBV)を通じて独 […]

印サムヴァルダナ・マザーソン・グループ傘下で住友電装が出資する自動車部品大手マザーソン・スミ・システムズ(MSSL)は4月29日、傘下のサムヴァルダナ・マザーソン・オートモーティブ・システムズ (SMRPBV)を通じて独ダイムラーから大型受注を獲得したと発表した。

2018年からメルセデス・ベンツの新世代モデル向けに内外装システムを供給する。受注総額はおよそ22億ユーロ。今回の受注獲得を受け、SMRPBVの子会社であるサムヴァルダナ・マザーソン・ペグフォルム(SMP)はハンガリーと米国で新たに工場を建設するほか、ドイツの既存工場の生産能力を増強する。SMPはドアパネル、バンパー、コックピットに強みを持つ。欧州、ブラジル、メキシコ、中国に工場を展開し、欧州系自動車メーカーに製品を供給している。新工場はハンガリーのケチケメートとメキシコのタスカルーサに建設される予定で、いずれもダイムラーの工場の近くとなる。

サムヴァルダナ・マザーソン・グループは1997年からインドのダイムラー工場にコックピットとワイヤーハーネスを供給しており、ダイムラーの「サプライヤーアワード2014」ではパートナーシップ賞を受賞している。

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