三菱化学(東京都千代田区)は12日、トルコのイスタンブールに機能性樹脂事業の駐在員事務所(MCPP Turkey Liaison Office)を4月1日付けで開設したと発表した。これにより、同社の機能性樹脂事業の拠点は世界14カ国23拠点となった。
トルコは自動車をはじめとする産業の成長が著しいことに加え、欧州や中東諸国の中間に位置する地理的な利点がある。同社は新拠点を通して、ポリ塩化ビニル(PVC)コンパウンドや熱可塑性エラストマー樹脂をトルコや周辺地域で販売していく。また、トルコの既存顧客の窓口業務も行う。