独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は6月22日、チェコのクバシニ工場で新型「スペルブ」のステーションワゴンモデルの生産を開始した。同モデルは9月から市場投入する予定。
スペルブ・ステーションワゴンはトランクルームが広い(660~1,950リットル)のが特徴。VWのプラットフォーム「MQB」を採用している。クバシニ工場では3月に、3代目となる新型「スペルブ(セダン)」の生産を開始している。
シュコダはクバシニ工場の近代化・拡張工事に2018年までの3年間で約72億チェココルナを投資する計画。車両の生産能力は年28万台に拡大し、最大で1,300人の新規雇用を創出できると見込んでいる。クバニシ工場は、シュコダがチェコに持つ3工場の1つで、現在は約4,500人が勤務する。昨年は16万6,200台を生産した。
(1CZK=5.10JPN)