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2015/6/26

一般・技術・その他 (旧)

クーカ、HLSグループを投資会社に売却

この記事の要約

独産業用ロボット・機械設備大手のクーカ(KUKA)は18日、子会社クーカ・システムズ傘下のHLSエンジニアリング・グループ(アウグスブルク、ドイツ)をドイツの金融投資会社であるアーハイム・キャピタルとテルバイア・インベス […]

独産業用ロボット・機械設備大手のクーカ(KUKA)は18日、子会社クーカ・システムズ傘下のHLSエンジニアリング・グループ(アウグスブルク、ドイツ)をドイツの金融投資会社であるアーハイム・キャピタルとテルバイア・インベストに売却すると発表した。また、HLSグループのウルリッヒ・ベッツ社長も同社の出資者となる。HLSグループは売却後もクーカ・システムズとの協力関係を継続する。

HLSグループの従業員数は約250人。自動車の車体製造や組み立て技術、航空宇宙、鉄道車両、炭素繊維複合材料(CFRP)、ロボットベースの自動化ソリューションなどの分野における生産計画やシステム設計、試験運転などを事業とする。

クーカは今回の取引価格を公表していないが、クーカ・システムズ傘下のHLSグループおよび金型部門の売却により、数千万ユーロの特別利益が見込まれている。

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