スイスの自動車部品大手オートニウムは8月20日、メキシコのサン・ルイス・ポトシに建設する新工場の定礎式を行ったと発表した。メキシコ工場は3カ所目。内装フロア用防音材の需要拡大に対応し生産能力を増強する。
新工場では2017年初めから、北米市場向けの車両を現地生産する米国やドイツの自動車メーカー向けに、カーペットシステムや防音材(インナーダッシュインシュレーターおよびフロアインシュレーター)などを生産する。
オートニウムはメキシコのソノラ州エルモシージョに工場を持つほか、日本特殊塗料(東京都北区)とオートニウムの合弁会社UGNがグアナファト州のシラオに工場を持つ。