2015/8/28

一般・技術・その他 (旧)

独機械大手シューラー、国内工場を再編

この記事の要約

独プレス機械大手のシューラーは8月26日、国内工場を現在の7カ所から4カ所に集約する計画を発表した。買収により増加した生産拠点を再編し、生産体制を効率化するとともに、製品構成や市場ニーズの変化に対応する。シューラーは大型 […]

独プレス機械大手のシューラーは8月26日、国内工場を現在の7カ所から4カ所に集約する計画を発表した。買収により増加した生産拠点を再編し、生産体制を効率化するとともに、製品構成や市場ニーズの変化に対応する。シューラーは大型パイプや高速鉄道車輪の製造設備などに製品の幅を広げ、新たな市場の開拓にも注力してきた。今回の措置により、中期的に国内の従業員約450人が影響を受ける。

今回の再編では、組み立てから稼働までの工程を工場で一貫生産できるタイプのプレス機械の生産をゲッピンゲン工場に集約する。シューラーはゲッピンンゲンに4,000万ユーロを投資して、技術・開発センターおよび自動車の軽量化技術に対応する試験センターも建設している。また、エアフルト工場は、大型プレス機械を生産する。

一方、ネトフェン(2016年末まで)、ヴァークホイゼル(2017年末まで)、ヴァインガルテン(2017年末まで)の3工場ではプレス機械と新品機械用部品の生産を終了する。ただ、外装の組み立て、稼働作業、サービス、エンジニアリング業務は継続する。

再編で影響を受ける従業員には、配置転換や時短勤務などで対応する。今回の生産体制の見直しにより、約5,500万ユーロのコスト負担が生じる見通し。また、再編が完了すると年3,000万~3,500万ユーロのコスト削減効果を得られると見込んでいる。

同社は2015年の業績について、売上高は前年(11億8,000万ユーロ)を上回り、生産体制の見直しによる特別経費計上前の経常利益では前年並みを確保できると見込んでいる。

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