英国政府は8月26日、電気自動車やプラグインハイブリッド車などの超低炭素車(ULEV)を対象とした購入助成制度「プラグインカー・グラント」を少なくとも2016年2月まで現行の状態で継続すると発表した。政府は助成台数が5万台に達した時点で内容を見直す方針を示していた。5万台は11月にも達する見通しだが、新しい助成内容は11月に発表される予定の秋の予算見直し後に公表する方針を示している。
現行の「プラグインカー・グラント」では、助成対象となる超低炭素車(ULEV)を走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量とゼロエミッションの航続距離により3つのカテゴリーに分け、5,000ポンドを上限に車両価格の最大35%を補助している。