2015/9/11

企業情報 - 部品メーカー

ルクランシェ、2件の大型受注を獲得

この記事の要約

スイスの電池メーカー、ルクランシェは8月31日、特殊電池システム事業部門が2件の大型受注を獲得したと発表した。サウジアラビア向けのソーラー道路照明灯に使用する電池モジュールに加え、無人搬送車(AGV)向けの充電池を受注し […]

スイスの電池メーカー、ルクランシェは8月31日、特殊電池システム事業部門が2件の大型受注を獲得したと発表した。サウジアラビア向けのソーラー道路照明灯に使用する電池モジュールに加え、無人搬送車(AGV)向けの充電池を受注した。

ソーラー街灯用の電池モジュールは、デンマークのスコシア(Scotia)から受注した。スコシアは、マスト部分に取り付けた太陽光発電モジュールで発電し、上部のLED照明で道路を照らす仕組みの照明灯を製造している。マストの内部には制御システムや電池モジュールが内蔵されており、オフグリッド(電力網に接続していない状態)で照明灯を稼働することができる。

このソーラー照明灯にルクランシェが供給するのはチタン酸リチウムイオン電池で、すでにバッテリーモジュールを200ユニット納品した。同社によると、ソーラー道路照明灯にチタン酸リチウムイオン電池を使用するケースは今回が初めてという。バッテリーモジュールは、スイスのイヴェルドン・レ・バン拠点で設計・開発した。温度耐性に優れ、摂氏マイナス20度~プラス55度の環境で機能する特長を持つ。

無人搬送車(AGV)向けの充電池は、ルクランシェが今年7月に買収を発表したベルギーのTrineuronが受注した。納品先については、世界的な大手メーカーと言及するにとどめ、企業名を明らかにしていない。カドミウムや鉛などの重金属を含まず環境にやさしい点や、充電が速く車両を効率良く使用できることに加え、信頼性の高い遠隔管理システムが評価されたという。

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