独自動車大手のダイムラーは18日、米アラバマ州タスカルーサにあるメルセデス・ベンツ工場に今後数年で13億米ドルを投資すると発表した。SUVの生産施設を拡張・近代化する。同措置を通して300人の新規雇用を見込んでいる。
タスカルーサ工場では、次世代のSUVやハイブリッド仕様のSUVモデルも生産する計画。今回の大型投資により、生産能力を増強するとともに、最新の生産技術の導入や物流・ITシステムの近代化を実施する。
世界のメルセデス・ベンツの拠点とネットワークで連携し、他の拠点からもタスカルーサ工場のデータや生産工程にアクセスできるようにする。また、ビックデータを活用して生産工程の改善などにも取り組む。