米伊資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、2015年5月のイスタンブール・モーターショーで発表した小型セダン「Aegea」のハッチバックとステーションワゴンバージョンを2016年に英国市場に投入するもようだ。英自動車情報サイト『ジャストオート(just-auto.com)』(6日付)が英輸入業者から得た情報として報じた。
「Aegea」は、トルコ財閥のコチ・ホールディングとFCAのトルコ合弁会社トファシュのブルサ工場で生産している。『ジャストオート』によると、英国で販売するハッチバックとステーションワゴンバージョンはブルサ工場から輸入する。
トファシュは2016~2023年に「Aegea」のセダンタイプを58万台、ハッチバックとステーションワゴンは70万台を生産する計画。『ジャストオート』によると、FCAはブラジルとインドでも「Aegea」のセダンを生産する計画とみられている。