スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは15日、新型プラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」を採用したコンパクトカーのラインアップを拡充する戦略を発表した。CMAを採用した最初のモデルは2017年に発売する予定。
CMAは、ボルボのプラットフォーム「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」の小型車版。ボルボの車両は将来すべて、CMAとSPAの2つのプラットフォームのいずれかをベースにしたモデルとなる。
CMAは、SPAとパワートレインやインフォテイメント、データネットワークなどの技術を共有し、コンパクトカーでもSPAをベースにした上級モデルと同様の高度な安全性や機能性を提供していく。
ボルボは今後4年間にすべてのモデルを刷新する計画で、販売台数では年80万台を目標に掲げている。